正月の新聞といえば、本編以外に別刷りの特集面があるのが恒例。今年は住宅広告特集もあった。といっても個別の物件情報ではなく、消費税増税を受けての住宅取得支援制度だったり防災関連だったりの情報。SUUMOのキャラクターが随所に登場すると思っていたら制作協力がリクルートだった。広告を載せているの(=紙面制作費の負担者)はマンションデベではなく戸建てを作るハウスメーカーがほとんど。
まあ、住宅展示場は閑古鳥が鳴いているなんて話もあるし、必死なんだろうね。そもそも戸建ては、駅近だと敷地が確保しにくい、あっても狭い、それで3階建て(住みにくい)…結局郊外や駅遠物件になり、確実に維持費がかかる上に資産価値も落ちる、同じ金を払うなら都心マンションだろ、という流れになりつつあるようだ。
個人的には、子どもが小さい頃だけ郊外の庭付き戸建てに住むというニーズはあっていいと思うので、賃貸市場が活性化することを期待しているのだが。